ベイザーとは
引用元:東京美容外科公式HP
(https://www.tkc110.jp/slim/vaser_liposuction/)
- 皮下脂肪を90%まで除去!「ベイザー」とは?
- 「ベイザー」とは、カニューレの先端からベイザー波と呼ばれる振動エネルギー(超音波エネルギー)を出していくことで、柔らかくなった脂肪細胞を吸引していく、切る脂肪吸引方法の一つです。この方法での施術では、皮下脂肪を90%まで除去することができるとされていて、現在使用されている脂肪吸引器の中でもトップと言っても過言ではない、とても高い効果を誇っています。
- 特徴ベイザー波で脂肪細胞を柔らかく
- 「ベイザー」の最大特徴は、ベイザー波を利用して脂肪細胞を柔らかくしていることです。ベイザー波をあてることにより、他の組織を断裂せずに脂肪を離すことができ、これまで難しかった皮膚の浅い部分や繊維質で硬くなった脂肪までしっかり除去することを可能としています。
ベイザーのメリット
- 90%と言われる脂肪細胞の除去率
- ベイザー施術での最大のメリットと言えば、90%と言われる脂肪細胞の除去率にあり、現在の脂肪吸引術の中でも効果はトップクラスです。同時に引き締め効果も併せ持っています。
- 出血や腫れが少ない
- 切らない脂肪吸引の中で、手術後の出血や腫れが従来のものと比べて少なく抑えられるという特徴があり、術後の回復が早いというメリットもあります。
ベイザーのデメリット
- ベイザー波の振動で、他の組織を傷つける恐れが
- 脂肪除去率が高く痩身効果に優れている「ベイザー」ですが、照射しているベイザー波の振動によって、脂肪細胞以外の組織を傷つけ体に大きなダメージを与える危険性を持っています。こうしたデメリットは、手術をする医師の技術が低いと引き起こされる危険度が高まりますので、十分に注意しましょう。
こんな人にオススメ!
●こんな人にオススメ!
- ・リバウンドしたくない人
- ・たくさんの脂肪を取り除きたい人
- ・部分痩せを希望している人
- ・セルライトを解消したい人
- ・脂肪吸引後、皮膚をたるませたくない人
- ・術後の負担が少ない施術を希望する人
ベイザーで
やせるメカニズム
●ベイザーでやせるメカニズム
- 脂肪を溶かすベイザー波で脂肪にアプローチ
- ベイザーはベイザー波という脂肪を溶かす働きのある超音波を照射して行われる手術です。ベイザー専用の器具である棒状のプローブを、皮下脂肪層に直接挿入し、ベイザー波を照射します。ベイザー波は、脂肪細胞のみを共振させる36,000ヘルツの波長をもった超音波。その振動により、繊維組織や血管、神経組織との脂肪細胞の結合が緩み、引きはがされていきます。熱で脂肪細胞を溶かすのではなく、振動で脂肪を溶かす方法なので、火傷の可能性がありません。
- ベイザー波によって、老化した古い脂肪細胞は破壊されドロドロになり、生まれたばかりの脂肪細胞は遊離します。
- 脂肪除去率最大90%で美しいボディラインに
- 照射前に注入するチューメセント液でふやかされ、ベイザー波によって柔らかくなった脂肪細胞は、直径2.4~4.6ミリのカニューレという棒状の器具で吸引されていきます。
- 皮下脂肪層で照射されたベイザー波は、皮膚の浅い層に位置する繊維組織の近くにまで働きかけるので、従来の脂肪吸引では吸引ができなかった範囲の脂肪も吸引が可能。さらに、チューメセント液により、脂肪細胞を柔らかくするので、硬くなってしまったセルライトにも働きかけてくれます。その結果、従来の脂肪吸引の手術と比べると、90%以上もの脂肪を除去できる手術です。
- チューメセント液(麻酔液・止血剤)を注入するのでダウンタイムが短くなる
- ベイザー波を照射する前に、皮膚と筋肉の間にある脂肪層にチューメセント液を注入します。チューメセント液には止血剤と麻酔薬が混ざっているので、手術中に痛みや出血を抑えられるのです。また、チューメセント液を注入することで、脂肪細胞がふやけて柔らかくなるため、脂肪が吸引しやすい状態になります。
- ベイザーによる脂肪吸引は、チューメセント液で脂肪を柔らかくした後に、ベイザー波を照射。液と振動により脂肪をドロドロに溶かしてから吸引していくので、脂肪層にある繊維組織や血管を傷つけずに済みます。そのため術後の痛みが少なく内出血も起こりにくいので、従来の方法に比べ術後のダウンタイムが短くて済むのです。
- 肌のたるみや凹凸になるリスクが低い
- ベイザーは、刃のないカニューレで脂肪を吸引していきます。従来の脂肪吸引は刃先の鋭いカニューレで、脂肪を筋肉や血管などの周辺組織で引きはがしながら行うものでした。
- しかし、ベイザー波による手術では、チューメセント液や超音波振動で脂肪を溶かしてから、刃のないカニューレで周辺組織を傷つけないように吸引。そのため、皮膚と筋肉をつなぐ線維組織や血管への影響が最小限に抑えられるだけでなく、脂肪の取り残しも少なくて済みます。しっかりと脂肪を吸引してもらえるため、肌が凸凹になりにくいといいます。
- また、脂肪を吸引した後には、残った皮膚と筋肉を支える働きのある繊維組織が体のもつ自然治癒力により、元に戻ろうと収縮します。それにより皮膚のたるみを防ぐとともに、お肌の引き締まりも実感できるそうです。
- 聖心美容クリニック公式HP:ベイザーリポ2.2脂肪吸引
- 福嶋美容外科クリニック公式HP:ベイザーリポとは
- 岡崎美容形成外科公式HP:脂肪吸引(ベイザー)
参考サイト
手術の流れ
●手術の流れ
- 診察・カウンセリング
- 施術を希望する部位や、全体の仕上がりイメージのヒアリングを行います。その後、脂肪がどのようについているか、皮膚はたるんでいるか、体のバランスや健康状態などなどを医師が確認します。
- 施術箇所をマーキング
- 仕上がりイメージの確認や、落としたい部位に的確に超音波を照射するために印をつけます。
- 麻酔
- 点滴による静脈麻酔を行います。これにより、手術中に痛みを感じることはありません。続いて、止血剤の入った麻酔を施術部位全体に注射します。脂肪の硬さが取れ、吸引しやすくなります。また、術後の負担が軽くなります。
- 施術
- ベイザー波を照射して、脂肪を乳化させます。刃のないカニューレで乳化した脂肪を吸引します。刃のないカニューレを使用するので、皮下細胞や血管、神経を傷つけるリスクが減ります。
- 施術後
- 吸引部位をサポーターなどで圧迫固定し、むくみや内出血を防ぎます。麻酔が切れると、熱感や痛みが出てくる場合がありますが、鎮痛剤で対処します。車の運転は控え、公共交通機関または徒歩で帰宅します。施術当日は、水分を多めに補給するよう心がけ、3日程度は安静に過ごします。仕事をしている場合は、休暇を取れるスケジュールにしましょう。
- 経過観察
- 術後3日目に経過観察をするクリニックが多いようです。
- 抜糸
- 1週間程度で抜糸を行います。
ダウンタイムと副作用
●ダウンタイムと副作用
- ダウンタイムは他の切る脂肪吸引と比べ短い?
- ベイザーは通常の脂肪吸引方法よりも、ダウンタイムが少ないと言われています。施術には、刃のないカニューレを使用するので、皮下の繊維組織などを不必要に傷つけることがありません。そのため、腫れや内出血が少なくなります。大きな範囲の吸引を行った場合は、筋肉痛のような痛みと倦怠感があります。
- ダウンタイムの強い症状は3、4日目まで続くでしょう。1週間から長くても2週間ほどで改善します。副作用としては、静脈麻酔や局所麻酔を行うため、術後に頭痛・めまい・吐き気などが出る可能性が考えられます。不安な場合は、事前に医師に確認しましょう。
手術後のケア方法
●手術後のケア方法
- 鎮静剤の服用
- 手術後は1~2週間程度、筋肉痛のような痛みが出ます。その間は鎮静剤の服用で痛みをコントロールしていきます。
- 圧迫ケア
- 術後の腫れや内出血のケアとして、特殊な圧迫ガードルで治療部位を固定します。帰宅後も12時間程度は休養を取るようにし、2~3週間は激しい運動を避ける必要があります。
ベイザーを受けた人の体験談
- ダウンタイム中は辛かったけど、効果は大満足です!
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カウンセリングで「しっかり脂肪を取りたいならベイザーがいいですよ」と言われ、背中の上部、二の腕、肩の脂肪吸引を受けました。
施術時間は3時間弱でしたが、麻酔が効いているので痛みはありませんでした。
術後も痛みはなかったのですが、翌日から10日間くらいは、かなり痛みがありました。
鎮痛剤を多めにもらっていたので、仕事には行けましたが腫れもあったので辛かったです。
(まともに歩けないほど痛みが残る人もいるそうなので、これでも私は軽い方だったかもしれません。)
痛みが残っているときからマッサージを続けて、クリニックで経過を診てもらいました。
料金は高かったですが、目に見えて効果があるので、これまでエステに費やした金額を考えたら、もっと早くクリニックに行けばよかったと思っています。
- モデルさんのような美脚を手に入れました!
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私は下半身が太くて、ダイエットをしても太ももは細くなりませんでした。
どうしても脚を細くしたかったので、いろいろ調べた結果、ベイザーを受けることにしました。
カウンセリングでは、施術方法についてメリット・デメリットを説明してもらい、実際に吸引したい部位を見て、どのくらいの脂肪が取れるのかデザインしてもらいました。
女医さんだったので相談しやすかったですし、憧れのモデルの写真を持っていったのでイメージが伝わりやすかったです。
吸引している間は眠っているので痛みはありませんが、術後は腫れとむくみがひどかったです。
特にむくみはなかなか引かなかったので、「これで本当に細くなるの?」と不安になりましたが、約2週間で左右の太ももの間に隙間ができ、3ヶ月目には凹凸のない美脚になりました。
今まで太い脚を隠すためにロングスカートしかはかなかったけれど、今年はショートパンツに挑戦しようと思っています♪
ベイザーの料金相場はどれくらい?
1部位20~30万円が相場です。例えば、太ももの場合「全周」で1部位ではなく、前側・後側・内側・外側にわかれます。したがって、全周の場合、4部位とカウントします。
施術料金のほかに、基本料金(麻酔費用やサポーター代など)が10万円前後必要になります。キャンペーン価格を提示しているクリニックもありますので、複数のクリニックの価格を比較してみると良いでしょう。
術後経過の写真公開などを前提としたモニター価格を設定しているクリニックもあります。
ベイザーの効果が出る目安
痩せたという実感は、一般的には1ヶ月くらいから得られます。皮下組織を傷つけない吸引方法なので、タイトニング効果が得られます。
術後、半年から1年くらいで施術部位が引き締まるでしょう。マッサージやストレッチを行うと効果的です。
ただし、術後は医師の指導のもと行ってください。自己判断で運動を行うと、回復が遅れたり、思わぬトラブルの原因となります。
ベイザーによくある失敗とその対処法
思ったように細くならない
ベイザーは高性能な機器ですが、医師のボディデザイン力やテクニックが影響します。自然で美しいボディラインのためには、脂肪の深い層・中間層・浅い層をバランスよく、かつ細やかに吸引する必要があるようです。事前に、施術方法や効果を医師に確認し、不安点が残らないようにしておくと良いでしょう。
カウンセリングをていねいに行ってくれる医師がおすすめです。クリニックに行く前に、施術の不安や疑問をメモしておきましょう。
ボディラインが崩れた・でこぼこになった
希望する部位だけ多く取れば、ボディラインが崩れる原因になります。また、取ってはいけない脂肪を吸引してしまい、胸やお尻が垂れてしまうということもあります。
口コミや評判をしっかりチェックして、信頼できる医師を見つけることが大切です。カウンセリングの際に、自分が望む理想のボディラインを伝え、どの程度脂肪を取る必要があるかを理解しましょう。
施術後に不安を感じたらクリニックへ
施術したクリニックに相談して再手術が可能か相談しましょう。アフターケアについて、事前に確認しておくと安心です。修正治療を行っているクリニックを探すのも良いでしょう。
ベイザーの施術時の痛みと麻酔方法は?
点滴による麻酔(静脈麻酔)を行いますので、施術時はうとうとと眠ってしまいます。さらに施術部位全体に局所麻酔を打ちます。したがって、術中の痛みはほとんどありません。歯科治療で麻酔が効きにくい体質と言われたなどの不安がある場合は、医師に相談しましょう。
ベイザーの施術が受けられない人
- 妊娠中、授乳中の人
- 糖尿病を患っている人
- 肝臓や腎臓の病気を患っている人
- 自己免疫疾患の人
- 出血性疾患がある人
- 心疾患がある人
- 皮膚に炎症がある人
ベイザーができる部位
ベイザーは顔から足首までの広い範囲に行えるため、より繊細なボディラインのデザインが可能。大量吸引ができるのでお腹や二の腕、太ももなど脂肪がつきやすい部位も好みの細さにできます。アフターケアとして施術部位を圧迫する必要がありますが、2週間ほどで外せるためどの部位を施術しても目立ちにくいのがメリットです。
「ベイザー」が受けられるクリニックリスト
ベイザーは痛みの少なさやダウンタイムなどメリットの多い脂肪吸引術ですが、医師の腕が未熟だと思ったような効果が得られないことも。料金だけでなくクリニックや医師の実績をきちんとチェックすることで、失敗のリスクを下げられます。以下にベイザー脂肪吸引を行っているクリニックをまとめているので、比較検討にお役立てください。