脂肪吸引徹底調査TOP > 切らない脂肪吸引方法 > 筋肉を増やして脂肪を減少させる「エムスカルプト」について

エムスカルプトとは

エムスカルプト 引用元:SUEクリニック銀座公式HP
(http://sue-clinic.com/emsculpt.html)

筋肉を収縮させて脂肪燃焼を促す医療機関専用の痩身マシン

「エムスカルプト」は、HIFEMと呼ばれる高密度焦点式電磁エネルギーを使用した医療機関専用の痩身マシンです。

MRIと同じレベルの強力なエネルギーで筋肉へアプローチし、1回の照射で2万回ほど筋肉が収縮するよう促します。筋力トレーニングでは得られないほどの刺激を筋肉に与え、筋肉を大きく成長させてくれるのが特徴。皮下7cmまで届くため、深くかつ広範囲の筋肉を効率良く鍛えられるのが魅力です。厚い脂肪で覆われているお尻の筋肉にもHIFEM電磁は届くので、ヒップアップが期待できるでしょう。

筋肉量が増えることでエネルギーが多く使われ、代謝が促進されます。脂肪が溶解し、分解された脂肪細胞は数週間かけて体の外へ排出されることで痩身効果が得られるマシンです。

エムスカルプトのメリット

効果を実感しやすい
筋肉と脂肪の両方へ同時にアプローチできるため、早い方であれば施術を受けた後に効果を実感し始めるのだそう。通常は2~4週間経つと少しずつ効果が表れ、さらに数週間は効果を実感し続けるでしょう。性別、年齢、体重、体系に関係なく受けられ、医師が一人ひとりに合った設定で施術を実施してくれます。
最後の施術から3~6ヵ月後まで効果が持続
1回30分の施術を1~2週間隔で行なわれます。1回で効果を実感する方はいますが、4回1クールを目安に最終の施術から3~6ヵ月後まで効果が持続すると言われています。
照射しても熱くならない
エムスカルプトは電気を筋肉へ流す痩身マシンとは異なる非加熱式の医療機器なので、加熱によるやけどは起こりません。加熱しないので冷却も不要です。組織を傷めないため、皮膚のゆるみや内出血のようなリスクがなく、ダウンタイムもほとんどありません。

エムスカルプトのデメリット

受けられる部位が限られている
どんな体型の方でも施術は受けられますが、エムスカルプトが対応している部位はお腹・お尻に限られています。クリニックによっては大腿部も受けられるケースもありますが、全身の部位に対応していないため、全身、二の腕などが気になる方は他の痩身マシンまたは脂肪吸引を受ける必要があります。
施術を受けられない条件が多い
腹筋に強力なエネルギーをあてて筋肉を収縮させるため、妊娠中の方は受けられません。またMRIと同レベルの磁力が用いられていますので、施術部に電気系・除細動器・神経刺激器・金属のインプラントがある、薬物ポンプが入っている、抗凝固治療中・薬剤服用中である、心臓病・悪性腫瘍・癲癇があるなど、施術を受けられない体調の条件があります。利用できるか気になる方はカウンセリングで事前に医師へ相談しましょう。

エムスカルプト
やせるメカニズム

エムスカルプトでやせるメカニズム

     
HIFEM(高密度焦点電磁)エネルギーで筋肉を収縮
MRIで用いられる磁力の強さ1.5テスラよりも強い、1.8テスラほどの電磁エレルギーが用いられています。そのため対象の筋肉組織に照射すると、通常の運動やトレーニングでは得られない強力な筋収縮「超極大筋収縮」を引き起こすことが可能です。
筋肉を成長させることで脂肪をへらす
1回30分の施術で約2万回筋肉を収縮するよう刺激します。強力な収縮が行なわれることで筋肉を構成する筋原線維の成長を促し、新しい筋繊維が生成されるようになるのです。強力な筋収縮を起こるかつ筋肉量が増えると、脂肪細胞へ運動時よりも高速な代謝が促され、脂肪が溶解し始めます。
脂肪細胞はこの代謝スピードについていけず、アポトーシス効果と呼ばれる細胞の機能停止が引き起こされて脂肪細胞が破壊され、脂肪が減少していく仕組みです。脂肪を施術で取り除くのではなく、筋肉の密度・ボリュームがアップし成長することで、脂肪を減らしていきます。
皮膚を傷つけないアプローチができる
脂肪細胞を壊すために凍らせる・患部を温める・焼くの方法を取り入れている痩身マシンとは違い、エムスカルプトは非加熱式の医療機器です。患部に電気を通さないため、ヤケド・内出血・皮膚のゆるみといった皮膚を傷つけるようなリスクはありません。組織を傷めないので、回復期間を必要としないのが特徴です。

参考サイト

エムスカルプト公式HP

手術の流れ

手術の流れ

診察・カウンセリング
身体の状態をチェックしたあと、臀部や腹部などの気になる箇所や仕上がりの希望について聞き取りを行います。医師がエムスカルプトの施術内容や注意点なども説明してくれるため、疑問点などはしっかり質問しておきましょう。なお、施術では筋肉を収縮させるため、受診直前の食事は控えましょう。
測定・施術箇所のマーキング
必要に応じて施術箇所の測定やマーキングを行います。
施術
施術ではベッドに横になり、施術箇所にエムスカルプトのバンドを巻き、アプリケーターを装着します。照射パワーは段階的に調整し、施術中の状態に合わせて決定していきます。施術時間はおよそ30分間です。
施術後の診察
施術終了後に医師の再診察を受けます。ダウンタイムなどはほとんどないため、施術後すぐに帰ることができます。

ダウンタイムと副作用

ダウンタイムと副作用

ダウンタイムはほとんどなし
エムスカルプトは皮膚や内臓を傷つけない施術のため、施術による火傷や内出血、腫れなどはありません。そのため、施術当日から通常の生活を送ることができます。なお、アプリケーターを装着した部分に赤みが生じることもありますが、施術日当日中に治まることが多いようです。
副作用として筋肉痛を感じることも
エムスカルプトの施術で筋肉に刺激を与えられたことにより、施術翌日頃から施術部位に筋肉痛を感じることもあります。多くのケースでは数日~1週間程度で治まりますが、筋肉痛が長引く場合にはクリニックに相談しましょう。なお、筋肉痛がないからといって施術の効果が出ていないというわけではありません。

手術後のケア方法

手術後のケア方法

施術後も軽い運動を行うのがおすすめ
エムスカルプトの施術後のケアはとくに必要ありません。ただ、施術直後の体は栄養を吸収しやすい状態のため、術後2~3時間は食事をせず成分のみの摂取が望ましいでしょう。
また、エムスカルプトの施術効果は3~6ヵ月程度続くとされていますが、施術後になにも運動をしなければ筋肉は徐々に衰えていきます。そのため、軽い運動を続ける・高たんぱくの食事を心がけると良いでしょう。

エムスカルプトを受けた人の体験談

ぽっこり感がなくなった印象を受けました

筋肉を機器で強制的に動かし、1回の施術で2万回の腹筋効果が期待できると言われる「エムスカルプト」の施術を受けました。折角なら出力最大レベルを受けることに。お腹をポコポコ叩かれるため痛みは多少あるものの、突っ張る感じはありません。

施術直後では見た目の変化をあまり感じませんでしたが、1週間経った頃からお腹まわりのぽっこり感が若干なくなった印象を受けました。

施術を受けた初回は腹筋上のほうに筋肉痛を感じていましたが、3回目からは特に筋肉痛を感じることはなかったです。

1回30分を受けたら腹筋が程よくグッタリ

お尻とお腹を選べますが、まずはお腹を試してみました。アイロンみたいな形をしたマシンが、お腹に2ヶ所固定されて照射スタート。3つの動きがあって、そのうち1つは腹筋を内側から絞られる感じで刺激がきつかったです。少しずつパワーを上げてもらったところ、比例してねじりが強くなりますね。息をフーっと吐くと和らぎました。

終わるころには腹筋がグッタリ…。数日は筋肉痛がありますが、刺激されている範囲が分かる程よい筋肉痛といった感じです。1ヶ月後に2回目を受け、少しずつ筋力が変化してきた気がします。

エムスカルプトの料金相場はどれくらい?

エムスカルプトの料金相場は1回10万円~20万円程度。自由診療のためクリニックによって料金が大きく異なることもあり、1回10万円以下で施術を受けられるクリニックも。
また、4回1クールのセットでは40万円~77万円が相場。4回セットの料金設定がないクリニックもあります。

なお、施術箇所が腹部か臀部かによって料金表示を分けているクリニックもありますが、どちらの部位でも同じ料金にしているところが多いようです。

エムスカルプトの効果が出る目安

エムスカルプトは1週間または2週間に1回の頻度で合計4回の施術を1クールとしています。1クールの施術で効果を実感する場合が多く、1クール終了後3~6ヵ月間効果が持続します。もともと筋肉が少ないなど、人によっては2クール目の施術が必要になるケースもあるようです。

エムスカルプトによくある失敗とその対処法

1回の施術では効果が出ないことも

エムスカルプトは1回の施術で効果を感じる人がいる一方、複数回施術をしなければ効果を実感できない人もいます。また、高い痩身作用を期待している場合は1回の施術効果では満足できないことも。

そのため、多くのクリニックでは4回1クールの施術を受けることを推奨しています。カウンセリングの際に期待する効果などを相談し、何回の施術を受けた方がいいのか決めると良いでしょう。

もともと筋肉量の多い人は施術に痛みを感じやすいことも

エムスカルプトは筋肉に刺激を与える施術のため、筋肉量が多い人ほど痛みを感じやすいようです。そのためもともと筋肉量が多い人は筋肉量が少ない人よりも痛みを感じやすいでしょう。

施術では照射のパワーを段階的に上げていきますが、どの段階で痛みを感じるかは人それぞれ。施術中に強い痛みを感じたりした場合は我慢せず施術者に伝えるようにしましょう。

エムスカルプトの施術時の痛みと麻酔方法は?

エムスカルプトの施術では麻酔を行いません。ただ、施術スタート時に痛みを感じやすいようです。たとえば腹部の施術では腹筋を掴まれるような感覚があったり、お尻の施術ではビリビリとした痛みを感じることも。いずれも麻酔が必要なほどの痛みではなく、施術後5分くらいを目安にだんだんと慣れてくることが多いようです。

エムスカルプトの施術が受けられない人

  • 月経中・妊娠中・出産3カ月未満の人
  • 施術部位にタトゥーが入っている人
  • 施術部位に金の糸など金属、シリコン等を挿入されている方
  • 施術部位に未治療の感染症または炎症がある人
  • 腹部に手術歴や既往症がある人
  • 悪性腫瘍、肺機能不全、心臓疾患、筋・神経疾患、てんかん、自己免疫疾患や重篤な疾患をもつ人
  • 副腎皮質ステロイド内服薬を服用中の人
  • ペースメーカーを付けている人
  • 高血圧症の人

エムスカルプトができる部位

通常、エムスカルプトの施術対象部位は「腹部」と「臀部(お尻)」とされています。そのため、「お腹の筋肉を鍛えたい…」「ヒップアップさせたい」といった方などにおすすめです。
また、クリニックによっては太ももや二の腕、ふくらはぎなどの部位の施術にも対応しており、二の腕などの小さな筋肉には小型化された専用アプリケーターを用います。

なお、アプリケーターは施術部位や患者さん、クリニックによって2つ使用するケースもあれば、1つのアプリケーターで施術をおこなうケースもあるようです。

「エムスカルプト」が受けられるクリニックリスト

色々なクリニックでエムスカルプトを受けることができますが、料金や回数が異なる場合があります。痛みは多少ある施術のため、経験豊富なクリニックで選ぶのも良いでしょう。

自分に合ったクリニックは何かを知るために、エムスカルプトが受けられるクリニックを調べてみることをおすすめします。

【本サイトについて】

・ランキングは施術の種類や口コミなど独自調査によるもので、クリニックに優劣をつけるものではありません。
・本サイトは切る脂肪吸引と切らない脂肪吸引の基礎知識やクリニック情報を網羅して情報提供することが目的であり、特定のクリニックへの誘導を目的とはしておりません。

【副作用について】

・すべての治療にはリスクおよび副作用の可能性があります。治療を受ける際は、ご自身で施術内容の詳細やダウンタイムなどをリサーチの上、ご検討ください。
・医療機器名、施術料金、治療期間、ダウンタイム、副作用、痛みなどは公式サイトなどを参照元として作成しています(2019年6月現在)。最新の情報は各クリニックの公式サイトでご確認をお願いいたします。

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