妊娠前に脂肪吸引を受けるリスクは?
脂肪吸引は、脂肪の層だけを除去する手術。筋肉や骨、内臓に手を加えることはありません。なので、妊娠前にも脂肪吸引を受けることが可能です。
ただ、産婦人科にて手術歴を聞かれた際は、脂肪吸引をしたことを必ず医師に伝えてくださいね。何かあったときに、適切な対応を取ることができます。
妊娠中に脂肪吸引を受けてもいいの?
妊娠中は脂肪吸引を受けられません。脂肪吸引は皮膚に穴を開けて吸引管で脂肪を除去する大掛かりな手術。麻酔を使うので胎児に影響を与えてしまいます。
「妊娠しているのかも?」もNG!気になる方は妊娠の有無を必ず確認してくださいね。脂肪吸引は、病気を治すわけではありません。安全を最優先した「医療痩身」。わからないことがあったら自分で判断せずに医師の相談してくださいね。
出産後に脂肪吸引を受けてもいいの?
妊娠・出産をすると女性は、体重が元に戻らない、お腹がたるんだ、胸のたるみやしぼみと、体型に変化が現れます。出産後なかなか体重が戻らず、脂肪吸引を試みる人もいるのではないでしょうか。
体重が減らない理由は、お母さんは赤ちゃんを守るために脂肪をたくさん蓄えます。妊娠中はあまりからだを動かすことができないので、筋肉量は減少し、脂肪が蓄積されていきます。筋肉量が減ると、エネルギーの消費量も低下。運動をしようと思っていても小さい子供をかかえたままでは、激しい運動は難しいですよね。
出産後に脂肪吸引を受けてもいいの?答えは「受けられる」です。ただし、産後の女性のからだはデリケート。赤ちゃんへの影響を考えると、生理が開始してから検討してみてくださいね。
短期間で出産前の体型を取り戻すには、「ベイザー脂肪吸引」という方法があります。ベイザー脂肪吸引は、線維組織を傷つけません。それだけでなく、吸引後は線維組織が元に戻ろうとする作用が働くのです。皮膚はきれいに収縮してたるみもなくなります。
ベイザー脂肪吸引は、お腹や腰回り、胸の下、脇の肉といった広範囲の脂肪を吸引することができるので、均等に全身が引き締められますよ。