違う!「切らない脂肪吸引」と「切る脂肪吸引」
脂肪吸引
脂肪吸引
食事制限や運動でやせられないとあきらめてきたそこのアナタ!令和となった今年こそ、お金をかけてでも着実に痩せられる「脂肪吸引」に挑戦してみませんか?ただしひとくちに脂肪吸引といってもあまりにも多くの治療法があるので、なにを選べばよいかわかりませんよね?
そこでここでは、美容クリニックで受けられる脂肪吸引を「切らない脂肪吸引」と「切る脂肪吸引」のグループに分け、医療機器ごとに異なるメカニズムや費用の相場、部位別に最適な施術、ダウンタイムやデメリットなどをリサーチして徹底比較!「はじめての脂肪吸引」で選択ミスをしないように各項目をチェックしておくことをおすすめします。
「切らない脂肪吸引」と「切る脂肪吸引」、その違いとは?
痩身効果の高い、美容整形クリニックでの「脂肪吸引」。興味を持っている方も多いと思いますが、その方法として「切らない脂肪吸引」と「切る脂肪吸引」があるのをご存知の方はあまり多くないのでは?そこで!ここでは、「切らない脂肪吸引」と「切る脂肪吸引」について、その方法や手術時間、費用、ダウンタイムなどの基本情報とおすすめクリニックをご紹介。
「切らない脂肪吸引」とは、体にメスを入れないで行う脂肪吸引施術です。大掛かりな切開手術を必要としませんので、体への負担が少ないことが大きな特徴となっています。また、手術中や術後に痛みや腫れが出たりすることが少なく、ダウンタイムも短くて済むことから、今女性の間でとても注目されている脂肪吸引術です。
私たちが「脂肪吸引」と言われてイメージする手術方法が「切る脂肪吸引」です。体にカニューレという特殊な管を入れ、脂肪細胞を直接体外へと吸引する方法です。切開を伴う手術ですので、痛みなど体への負担は否めませんが、一度に多くの脂肪を吸引することができるので、大幅なサイズダウンを望まれる方には適した方法と言えます。
私が痩せたい部分は、どちらの脂肪吸引が適している?
ダイエットする時、一番難しいのは部分痩せすることではないでしょうか。美容整形の脂肪吸引は、その難しい部分痩せをもっとも得意としています。でも、お肉が気になる部分は人によって様々で、脂肪の付き方や量も違います。つまり、自分の状態に合った治療方法を選択することが、部分痩せを成功させるキーポイント。ということで、「切る」「切らない」双方の部位別効果を比較してご紹介。
切らない脂肪吸引
「切らない脂肪吸引」の施術の場合、一度に取り除ける脂肪の量は多くありません。そのため、広い範囲よりも二の腕などの狭い部位の部分痩せに適していると言えます。効果の即効性は期待できませんが、徐々に効果が現れるため、とても自然な感じで痩せていくことができるというのも、「切らない脂肪吸引」の大きな特徴です。
切る脂肪吸引
「切る脂肪吸引」の施術の場合、一度の手術で多くの量の脂肪を吸引することができますので、腹部など広範囲の脂肪をごっそり取り除きたいという人に向いていると言えます。効果の即効性があり、また吸引した脂肪を再注入することで、ボディーデザインをしていけるというのも「切る脂肪吸引」ならではのメリットです。
施術を受けるなら、デメリットも知っておきましょう。
理想のスタイルになりたい、そんな女子の夢を叶えてくれる方法の一つが、「脂肪吸引」です。理想的なナイスボディーが手に入るという大きなメリットのある半面、やはり体にあるものを意図的に取り除くわけですから、当然デメリットもあり、失敗も発生します。「切らない脂肪吸引」「切る脂肪吸引」、双方のデメリットを知り、より自分に合った失敗の少ない施術方法の選択に役立ててください。
切らない脂肪吸引
手術中の痛みや術後の腫れなどが少なく、ダウンタイムもかからないため、割と気軽に受けることのできる「切らない脂肪吸引」ですが、一度に多くの脂肪を取り除くことができないため即効性は期待できないというデメリットがあります。また、脂肪の状態と治療器との相性もあり、しっかりとした医師の診断が不可欠となっています。
切る脂肪吸引
体から直接脂肪を吸引して取り除く「切る脂肪吸引」は、即効性の高い痩身施術と言えます。しかし、メスを用いた切開手術を伴うため、痛みや腫れといった体へのダメージが大きいことが最大のデメリットといえるでしょう。また、手術を要する施術ですから、失敗の危険性を避けるためにも、クリニック選びには慎重さが要求されます。
具体的な施術内容は?
切らない脂肪吸引と切る脂肪吸引はそれぞれ特徴が違います。自分の場合はどちらが向いているのかを知るためにはそれぞれの施術内容をチェックし、最適なほうを選びましょう。大きな違いはメスを使うか使わないかにあるのですが、具体的な施術内容も異なります。選択する施術によって向いている部位や傷口の大きさなども変わってくるので、そういったところも総合的に比較して決めましょう。
切らない脂肪吸引
ゼルティックで脂肪細胞を凍らせて破壊
脂肪を冷却して凍らせることにより破壊する方法です。破壊された脂肪は代謝によって徐々に体外へ排出されます。脂肪吸引と聞くと痛いイメージがありますが、ゼルティックでは痛みを感じることはありません。それほど脂肪が厚くない場所の施術を行うのに効果的です。
脂肪溶解注射で脂肪を分解
脂肪を分解する働きを持った薬剤を注射することにより脂肪を溶解する方法です。メスを使った方法は不安だけれど注射ならば耐えられる方もいるはず。多くのクリニックで実践している方法で部分痩せにも効果が期待できます。できるだけ簡単な方法で細くなりたいと思っている方からも人気です。
ウルトラキャビテーションで部分痩せ
ダイエットする際に部分痩せは難しいと言われていますが、超音波の力を使ったウルトラキャビテーションという施術を行うと脂肪が気になる部位に効率よく働きかけられます。薬剤なども使わないため、できるだけ安心して受けられる施術を探している方にもおすすめです。
切る脂肪吸引
ボディジェットで脂肪細胞を分離
脂肪溶解液に麻酔と止血効果を加えたものを志望細胞に当てることにより痩身効果が得られる施術です。組織から脂肪細胞を切り離して吸引ができます。切る脂肪吸引方法の中でも代表的な方法だといえるでしょう。実績数の多い脂肪吸引方法を試したいと思っている方からも選ばれています。
ベイザーで皮下脂肪除去
頑固な脂肪細胞は硬くなってしまうこともありますが、ベイザー波というものを使用して脂肪細胞を柔らかくできます。90%まで皮下脂肪の除去が可能なのでとにかく効果の高い脂肪吸引方法を試したいと思っている方におすすめです。内出血は3週間ほど続くこともあるので注意しましょう。
スマートリポレーザーで脂肪溶解
部分痩せにも効果的な脂肪吸引方法です。痩せたい部分の脂肪だけを処理できるので、自分の希望通りにボディラインを整えたいといった要望も叶います。使用するファイバーが非常に小さいため、顔の脂肪吸引にも適している吸引マシンです。切開する範囲も小さくて済むので周りにばれたくない方にもおすすめ。
ダウンタイムに大きな差はある?
ダウンタイムとは施術を行った際に身体に起きていた変化がおさまり、日常生活が通常どおりに行えるようになるまでにかかる時間のことをいいます。脂肪吸引を行った場合には痛みが発生したり、腫れが起こることもあるのですが、これがどれくらいで落ち着くかは切る脂肪吸引を行うか、切らない脂肪吸引を行うかによって大きく異なるのです。人によってはダウンタイムが長くかかっても問題ない方もいれば、短くなければ困る方もいるはず。それぞれの違いをご紹介します。
切らない脂肪吸引
切らない脂肪吸引の方がダウンタイムは非常に短くて済みます。これはメスを使わない施術を行うため体への負担が小さく済むからです。切らない脂肪吸引といってもどのような施術を行うかによって違いがあり、ほとんどダウンタイムがないものもあれば1~2週間必要なものもあります。
切る脂肪吸引
切る脂肪吸引のタイプはダウンタイムが長くなりがちです。方法によっては短くて済む場合もありますが、ほとんどの場合は1週間以上のダウンタイムが必要になると思っておきましょう。長いものだと3週間ほど続く場合もあります。内出血がひどい間は服装についても考えなければならないので注意しておきましょう。
費用の違いは?
脂肪吸引といえば費用が高いイメージがあるかもしれませんが、切るか切らないかによって大きな違いが出てきます。脂肪吸引を検討している方の中にはできるだけほっそりとした理想的な体を目指したいと思っているけれど、費用があまり用意できない方もいるはず。まずは脂肪吸引にどれくらいお金をかけられるのか考えた上で自分にとって最適なほうを選んでみましょう。施術によってかかる費用は次のような違いがあります。
切らない脂肪吸引
切らない脂肪吸引の方が費用を抑えて施術ができます。1回あたりの施術にかかる料金は8,000円~30,000円程度が一般的です。これくらいならば無理なく出せる方も多いでしょう。ただし、一度でたくさんの脂肪を取り除くことはできないため何度か行わなければなりません。自分の場合はいくらかかるのか総合的な費用をよく確認しておきましょう。
切る脂肪吸引
1回あたりの費用は安くても20万円以上、通常は30万円以上の費用がかかるのが一般的です。切らない脂肪吸引に比べるとかなり高いと感じるかもしれませんが、一度でたくさんの脂肪を取り除けるのが大きな魅力で1回あたりの変化も大きくなります。どれくらいの脂肪を取り除くのかによっても料金は大きく変わるのでよく確認が必要です。
「切らない」VS「切る」どっちがリバウンドする?
高い費用をかけて脂肪吸引をしてもすぐにリバウンドしてしまうのでは…と不安に思う方も多いのでは。しかし、脂肪吸引は食事や運動でダイエットしたのに比べるとリバウンドしにくいと言われています。これは脂肪吸引をすることによって脂肪細胞を取り除けるからです。もちろん、脂肪細胞がゼロになるわけではないのでリバウンドの可能性もゼロではありません。切らない脂肪吸引と切る脂肪吸引のどちらの施術を選択するかによって、リバウンドのしやすさには違いがあるのでしょうか。
切らない脂肪吸引
切らない脂肪吸引では一度に吸引できる脂肪の量がそれほど多くありません。そのため、蓄積している脂肪の状況によっては何度か施術を受けなければ理想的な細さを手に入れることはできないでしょう。十分な効果が出ないうちに施術をやめた場合は思っていたほど脂肪細胞が減らず、リバウンドする可能性もあります。
切る脂肪吸引
切る脂肪吸引では一度にたくさんの脂肪を取り除けるのでリバウンドのリスクはそれほど高くありません。しかし、術後も脂肪吸引前と同じような食生活を続けていたり、運動不足の状態が続くと残っている脂肪細胞が大きくなり、リバウンドに繋がります。どちらの場合も食べ過ぎを防ぎ、適度な運動を取り入れることが重要です。
切る脂肪吸引と切らない脂肪吸引の大きな違い
従来の脂肪吸引といえば切る脂肪吸引のことを指すのが一般的でした。医療機器による違いはありますが、痩せたい部位を3ミリ程度切開し、細い針のような「カニューレ」と呼ばれる医療用管を挿入、そこから脂肪細胞を直接吸いだしていく施術法です。
一度に多くの脂肪細胞を除去できることと、痩身効果が絶大であることから現在でも多くのクリニックで採用されています。脂肪吸引の治療が行われるようになった初期のころと比較すると、腫れや痛みといったダウンタイムもかなり改善されてきています。
ただまったくダウンタイムがなくなったわけではなく、人によっては施術後に強い痛みや腫れを感じ、歩行困難になるケースなどもあることと、切らない脂肪吸引と比較すると、費用が高額になるといった問題もあります。そのため近年は切らない脂肪吸引法を選択する方が増えています。
切らない脂肪吸引が選ばれる理由として挙げられるのは、施術費用が抑えられることと、強い痛みや腫れといったダウンタイムのリスクがかなり減ること。施術時間も数十分程度と短く、気軽にトライすることができる点も大きなポイントです。
切らない脂肪吸引にもいくつか選択肢がありますが、主に医療機器のメカニズムの違いによるものです。たとえばHIFU(高密度焦点式超音波)の最新医療機器はもともと、がんの治療を目的として開発された医療機器ですが、痩せたい部位の脂肪細胞を熱によって破壊することで痩せるというもの。
いっぽう「ゼルティック」という医療機器の場合は、脂肪細胞を冷却して破壊し、体外排出させることによって痩せるというメカニズムです。熱による施術と比較すると痛みを感じることもないので、「痛いのはイヤだ」と思う人には向いている治療法です。ただし痩身効果の実感には2~3ヵ月かかるというデメリットもあります。
このように「切る」「切らない」だけでなく、費用面の問題や痛みの感じ方、ダウンタイムの長さなどさまざまな検討要素がありますが、効果の即効性に関しては切る脂肪吸引、費用やダウンタイムの短さに関しては切らない脂肪吸引に軍配が挙がります。
ダイエットする時、一番難しいのは部分痩せすることではないでしょうか。美容整形の脂肪吸引は、その難しい部分痩せをもっとも得意としています。でも、お肉が気になる部分は人によって様々で、脂肪の付き方や量も違います。つまり、自分の状態に合った治療方法を選択することが、部分痩せを成功させるキーポイント。ということで、「切る」「切らない」双方の部位別効果を比較してご紹介。
「切らない脂肪吸引」の施術の場合、一度に取り除ける脂肪の量は多くありません。そのため、広い範囲よりも二の腕などの狭い部位の部分痩せに適していると言えます。効果の即効性は期待できませんが、徐々に効果が現れるため、とても自然な感じで痩せていくことができるというのも、「切らない脂肪吸引」の大きな特徴です。
「切る脂肪吸引」の施術の場合、一度の手術で多くの量の脂肪を吸引することができますので、腹部など広範囲の脂肪をごっそり取り除きたいという人に向いていると言えます。効果の即効性があり、また吸引した脂肪を再注入することで、ボディーデザインをしていけるというのも「切る脂肪吸引」ならではのメリットです。
理想のスタイルになりたい、そんな女子の夢を叶えてくれる方法の一つが、「脂肪吸引」です。理想的なナイスボディーが手に入るという大きなメリットのある半面、やはり体にあるものを意図的に取り除くわけですから、当然デメリットもあり、失敗も発生します。「切らない脂肪吸引」「切る脂肪吸引」、双方のデメリットを知り、より自分に合った失敗の少ない施術方法の選択に役立ててください。
手術中の痛みや術後の腫れなどが少なく、ダウンタイムもかからないため、割と気軽に受けることのできる「切らない脂肪吸引」ですが、一度に多くの脂肪を取り除くことができないため即効性は期待できないというデメリットがあります。また、脂肪の状態と治療器との相性もあり、しっかりとした医師の診断が不可欠となっています。
体から直接脂肪を吸引して取り除く「切る脂肪吸引」は、即効性の高い痩身施術と言えます。しかし、メスを用いた切開手術を伴うため、痛みや腫れといった体へのダメージが大きいことが最大のデメリットといえるでしょう。また、手術を要する施術ですから、失敗の危険性を避けるためにも、クリニック選びには慎重さが要求されます。
切らない脂肪吸引と切る脂肪吸引はそれぞれ特徴が違います。自分の場合はどちらが向いているのかを知るためにはそれぞれの施術内容をチェックし、最適なほうを選びましょう。大きな違いはメスを使うか使わないかにあるのですが、具体的な施術内容も異なります。選択する施術によって向いている部位や傷口の大きさなども変わってくるので、そういったところも総合的に比較して決めましょう。
ゼルティックで脂肪細胞を凍らせて破壊
脂肪を冷却して凍らせることにより破壊する方法です。破壊された脂肪は代謝によって徐々に体外へ排出されます。脂肪吸引と聞くと痛いイメージがありますが、ゼルティックでは痛みを感じることはありません。それほど脂肪が厚くない場所の施術を行うのに効果的です。
脂肪溶解注射で脂肪を分解
脂肪を分解する働きを持った薬剤を注射することにより脂肪を溶解する方法です。メスを使った方法は不安だけれど注射ならば耐えられる方もいるはず。多くのクリニックで実践している方法で部分痩せにも効果が期待できます。できるだけ簡単な方法で細くなりたいと思っている方からも人気です。
ウルトラキャビテーションで部分痩せ
ダイエットする際に部分痩せは難しいと言われていますが、超音波の力を使ったウルトラキャビテーションという施術を行うと脂肪が気になる部位に効率よく働きかけられます。薬剤なども使わないため、できるだけ安心して受けられる施術を探している方にもおすすめです。
ボディジェットで脂肪細胞を分離
脂肪溶解液に麻酔と止血効果を加えたものを志望細胞に当てることにより痩身効果が得られる施術です。組織から脂肪細胞を切り離して吸引ができます。切る脂肪吸引方法の中でも代表的な方法だといえるでしょう。実績数の多い脂肪吸引方法を試したいと思っている方からも選ばれています。
ベイザーで皮下脂肪除去
頑固な脂肪細胞は硬くなってしまうこともありますが、ベイザー波というものを使用して脂肪細胞を柔らかくできます。90%まで皮下脂肪の除去が可能なのでとにかく効果の高い脂肪吸引方法を試したいと思っている方におすすめです。内出血は3週間ほど続くこともあるので注意しましょう。
スマートリポレーザーで脂肪溶解
部分痩せにも効果的な脂肪吸引方法です。痩せたい部分の脂肪だけを処理できるので、自分の希望通りにボディラインを整えたいといった要望も叶います。使用するファイバーが非常に小さいため、顔の脂肪吸引にも適している吸引マシンです。切開する範囲も小さくて済むので周りにばれたくない方にもおすすめ。
ダウンタイムとは施術を行った際に身体に起きていた変化がおさまり、日常生活が通常どおりに行えるようになるまでにかかる時間のことをいいます。脂肪吸引を行った場合には痛みが発生したり、腫れが起こることもあるのですが、これがどれくらいで落ち着くかは切る脂肪吸引を行うか、切らない脂肪吸引を行うかによって大きく異なるのです。人によってはダウンタイムが長くかかっても問題ない方もいれば、短くなければ困る方もいるはず。それぞれの違いをご紹介します。
切らない脂肪吸引の方がダウンタイムは非常に短くて済みます。これはメスを使わない施術を行うため体への負担が小さく済むからです。切らない脂肪吸引といってもどのような施術を行うかによって違いがあり、ほとんどダウンタイムがないものもあれば1~2週間必要なものもあります。
切る脂肪吸引のタイプはダウンタイムが長くなりがちです。方法によっては短くて済む場合もありますが、ほとんどの場合は1週間以上のダウンタイムが必要になると思っておきましょう。長いものだと3週間ほど続く場合もあります。内出血がひどい間は服装についても考えなければならないので注意しておきましょう。
脂肪吸引といえば費用が高いイメージがあるかもしれませんが、切るか切らないかによって大きな違いが出てきます。脂肪吸引を検討している方の中にはできるだけほっそりとした理想的な体を目指したいと思っているけれど、費用があまり用意できない方もいるはず。まずは脂肪吸引にどれくらいお金をかけられるのか考えた上で自分にとって最適なほうを選んでみましょう。施術によってかかる費用は次のような違いがあります。
切らない脂肪吸引の方が費用を抑えて施術ができます。1回あたりの施術にかかる料金は8,000円~30,000円程度が一般的です。これくらいならば無理なく出せる方も多いでしょう。ただし、一度でたくさんの脂肪を取り除くことはできないため何度か行わなければなりません。自分の場合はいくらかかるのか総合的な費用をよく確認しておきましょう。
1回あたりの費用は安くても20万円以上、通常は30万円以上の費用がかかるのが一般的です。切らない脂肪吸引に比べるとかなり高いと感じるかもしれませんが、一度でたくさんの脂肪を取り除けるのが大きな魅力で1回あたりの変化も大きくなります。どれくらいの脂肪を取り除くのかによっても料金は大きく変わるのでよく確認が必要です。
高い費用をかけて脂肪吸引をしてもすぐにリバウンドしてしまうのでは…と不安に思う方も多いのでは。しかし、脂肪吸引は食事や運動でダイエットしたのに比べるとリバウンドしにくいと言われています。これは脂肪吸引をすることによって脂肪細胞を取り除けるからです。もちろん、脂肪細胞がゼロになるわけではないのでリバウンドの可能性もゼロではありません。切らない脂肪吸引と切る脂肪吸引のどちらの施術を選択するかによって、リバウンドのしやすさには違いがあるのでしょうか。
切らない脂肪吸引では一度に吸引できる脂肪の量がそれほど多くありません。そのため、蓄積している脂肪の状況によっては何度か施術を受けなければ理想的な細さを手に入れることはできないでしょう。十分な効果が出ないうちに施術をやめた場合は思っていたほど脂肪細胞が減らず、リバウンドする可能性もあります。
切る脂肪吸引では一度にたくさんの脂肪を取り除けるのでリバウンドのリスクはそれほど高くありません。しかし、術後も脂肪吸引前と同じような食生活を続けていたり、運動不足の状態が続くと残っている脂肪細胞が大きくなり、リバウンドに繋がります。どちらの場合も食べ過ぎを防ぎ、適度な運動を取り入れることが重要です。
従来の脂肪吸引といえば切る脂肪吸引のことを指すのが一般的でした。医療機器による違いはありますが、痩せたい部位を3ミリ程度切開し、細い針のような「カニューレ」と呼ばれる医療用管を挿入、そこから脂肪細胞を直接吸いだしていく施術法です。
一度に多くの脂肪細胞を除去できることと、痩身効果が絶大であることから現在でも多くのクリニックで採用されています。脂肪吸引の治療が行われるようになった初期のころと比較すると、腫れや痛みといったダウンタイムもかなり改善されてきています。
ただまったくダウンタイムがなくなったわけではなく、人によっては施術後に強い痛みや腫れを感じ、歩行困難になるケースなどもあることと、切らない脂肪吸引と比較すると、費用が高額になるといった問題もあります。そのため近年は切らない脂肪吸引法を選択する方が増えています。
切らない脂肪吸引が選ばれる理由として挙げられるのは、施術費用が抑えられることと、強い痛みや腫れといったダウンタイムのリスクがかなり減ること。施術時間も数十分程度と短く、気軽にトライすることができる点も大きなポイントです。
切らない脂肪吸引にもいくつか選択肢がありますが、主に医療機器のメカニズムの違いによるものです。たとえばHIFU(高密度焦点式超音波)の最新医療機器はもともと、がんの治療を目的として開発された医療機器ですが、痩せたい部位の脂肪細胞を熱によって破壊することで痩せるというもの。
いっぽう「ゼルティック」という医療機器の場合は、脂肪細胞を冷却して破壊し、体外排出させることによって痩せるというメカニズムです。熱による施術と比較すると痛みを感じることもないので、「痛いのはイヤだ」と思う人には向いている治療法です。ただし痩身効果の実感には2~3ヵ月かかるというデメリットもあります。
このように「切る」「切らない」だけでなく、費用面の問題や痛みの感じ方、ダウンタイムの長さなどさまざまな検討要素がありますが、効果の即効性に関しては切る脂肪吸引、費用やダウンタイムの短さに関しては切らない脂肪吸引に軍配が挙がります。