脂肪吸引徹底調査TOP > 切る脂肪吸引方法 > やさしく脂肪を除去する「シリンジ脂肪吸引」について

シリンジ脂肪吸引とは

シリンジ
シリンジとカニューレ 引用元:湘南美容クリニック渋谷院公式HP
(https://www.sbc-shibuya.com/lp-syringe/)

吸引を手動で行っていく「シリンジ脂肪吸引」とは?
「シリンジ脂肪吸引」とは、通常機械で行っていく脂肪の吸引を、「シリンジ」と呼ばれる手動の吸引器を使ってマイルドに脂肪を除去していく方法です。切る脂肪吸引方法の中でも、細部にまでボディデザインすることを可能としていて、また吸引する脂肪の量を微細に調節することもできるため、体への負担も他の施術に比べて軽く、内出血も少ないとされています。
特徴機械ではなく手動での脂肪吸引
「シリンジ脂肪吸引」の最大の特徴と言えば、やはりシリンジと呼ばれる手動の吸引器を使用して、手術を行っているという点です。機械で行う脂肪吸引に比べて脂肪の吸引量を細かくチェックできるので、微細な量の調節やデザインが可能となっています。

シリンジ脂肪吸引のメリット

切る脂肪吸引法の中でもマイルドな手術
吸引する際にできる穴は医療ボンドでとめるだけの小さなものですので、体へのダメージが少ないマイルドな治療法と言え、術後の回復も早めです。
脂肪の吸引量が正確
手動で脂肪の吸引を行っていきますので、脂肪の吸引量が正確にわかり、吸引量の調節やボディデザインを細かく調整できるのも、この方法のメリットです。

シリンジ脂肪吸引のデメリット

手動での方法のため、医師の技術力が重要
「シリンジ脂肪吸引」は、手動で吸引していくのが特徴でありメリットにもなっていますが、医師の技術力が得に問われる方法でもあります。医師の技術が不足していると、脂肪の取り過ぎなどといった失敗のリスクが高まります。
吸引できる脂肪の量が限られている
手動なので、機械での吸引に比べて、吸引できる脂肪の量も限られています。

こんな人にオススメ!

こんな人にオススメ!

・ボディデザインにこだわりたい人
・美しい仕上がりにしたい人
・内出血や腫れなどを最小限に抑えたい人
・術後の回復が早い方が良い人
・身体への負担を軽減させたい人
・施術のための入院ができない人
・脂肪を少しだけ除去したい人

シリンジ脂肪吸引で
やせるメカニズム

シリンジ脂肪吸引でやせるメカニズム

正確な脂肪吸引ができる
シリンジ脂肪吸引は、シリンジと呼ばれる注射器を使った脂肪吸引です。レーザーや高周波などの医療マシンは使いません。
シリンジは、注射器中と外の圧力差である「陰圧」を利用して、体内にある脂肪を吸引します。医師が自らの手で行うので、計量スプーン大さじ1杯分ほどの量である10ccレベルでの調整が可能なのが特徴です。
施術部位によってカニューレと呼ばれる吸引管の大きさを変え、医師が細かく吸引量を見ながら施術するので、ボディラインの微調整ができます。そのため部分痩せしたいという人に向いている脂肪吸引です。
肌の奥深くにある脂肪細胞を直接吸引できる
脂肪吸引に使うカニューレは、肌の表皮から真皮、皮下脂肪の下にまで届くので、ピンポイントで脂肪を除去できます。ただし、医師が手作業で行うため、微妙な力加減や挿入する深さによって、仕上がりが変化します。そのため、医師のスキルや経験によって吸引量や施術後の仕上がりが左右されるようです。
施術を受ける際には、医師の施術実績や専門医資格を持っているかなどを確認しましょう。
傷跡は数ミリ程度なので目立たない
シリンジ脂肪吸引は吸引後の傷跡が目立たない部位を選んでカニューレを挿入して、施術を行うのが一般的。顔であれば耳たぶの後ろ、二の腕であれば肘や脇のシワの中や太ももであれば膝まわりからです。
シリンジで行う脂肪吸引時の傷口の大きさは数ミリほどなので、縫合の必要もなく、施術後は医療ボンドで傷口をふさぎます。医療ボンドは、傷の治りとともに剥がれていくため、クリニックに通う必要もありません。
体への負担が最小限で済む
シリンジ脂肪吸引で使うカニューレの大きさは、2~3mm程度。ほほやアゴ下の吸引であれば、2mmの細いカニューレを使います。
施術は医師が左右のバランスを見ながら、美しいフェイスラインになるように調整。医師がシリンジ吸引時に、皮下組織や血管を避けて施術を行うため、出血や痛みなども少なく、術後の回復も早いのが特徴です。
しかし、内出血や腫れが起きてしまう可能性は、ゼロではありません。とくに、むくみやすい体質の方は術後にむくみや腫れが出てしまう可能性が高いので、事前に医師と相談することをおすすめします。体への負担が少ない施術なので、傷口を避ければシャワーも翌日からでき、ダウンタイムもほとんどありません。

参考サイト

小木曽クリニック公式HP:脂肪吸引
湘南美容クリニック渋谷院公式HP:シリンジ脂肪吸引
アイリス美容外科公式HP:脂肪吸引の治療法について
ガーデンクリニック公式HP:シリンジ法による脂肪の吸引とは

手術の流れ

手術の流れ

カウンセリング
カウンセラーによるカウンセリングでは、脂肪吸引に関する希望を伝えると同時に、服用している薬やアレルギー、身体の状態の確認が行われます。
診察
健康状態の確認と、施術希望部位の確認を行います。希望のスタイルを実現するための方法や、どのくらいの脂肪を吸引するか説明があります。
術前デザイン・マーキング
立った状態で、どの部位に施術を行うか、身体の上に直接マーキングします。
麻酔・施術
局所麻酔だけでも行うことができますが、静脈麻酔による全身麻酔を行うクリニックが多いようです。麻酔の効果が十分現れたら施術が行われます。施術が終わったら、弾性包帯などで圧迫を行い、むくみの予防と止血をします。
休憩
麻酔が覚めてからも、安全のために30分~1時間程度休憩をしてから帰宅します。

ダウンタイムと副作用

ダウンタイムと副作用

ダウンタイムは約1ヵ月が平均
脂肪吸引の中でも、シリンジ脂肪吸引ではダウンタイムが短い施術法だと言われています。ダウンタイムの長さは吸引した脂肪の量に比例しますが、ほとんどの場合が1ヵ月以内にはダウンタイムがなくなり、早い人では1週間前後で回復すると言われています。
術後1日~3日間は包帯で圧迫しているため抑えられていますが、包帯を取るとむくみが出る可能性があります。この場合は、再度包帯で圧迫することも可能です。
副作用は少ないか医師選びが大切
シリンジ脂肪吸引は安全性の高い施術法で、重大な副作用も報告されていません。施術後数日間は、筋肉痛のような痛みやしびれ、むくみが発生しますが、数日間で消えてしまう場合が多いでしょう。
ただし、シリンジ脂肪吸引には高い技術力が必要なので、医師の技術力が低い場合、皮膚にたるみが発生してしまう可能性もあります。また、皮膚に凹凸が残る、皮膚が硬くなるなどの副作用も。これらは、技術力の高い名医を選ぶことで、リスクを軽減できます。

手術後のケア方法

手術後のケア方法

鎮静剤の服用
吸引量などによって個人差はありますが、鈍い痛みが1ヵ月ほど続きます。術後の痛みは強く出る場合もありますので、鎮静剤の服用でコントロールしていきます。
激しい運動を避け、アイシングなどでケア
腫れや内出血も吸引量などによって個人差が出ますが、約2週間程度この症状は現れます。出ている間は激しい運動を避け、アイシングなどをしながらケアをしていきます。

シリンジ脂肪吸引を受けた人の体験談

術後1ヵ月くらいでスッキリしました

顔に脂肪がつきやすい体質で、脂肪溶解注射をしていたのですが、もっとスッキリさせたくてシリンジ脂肪吸引に興味を持ちました。頬とアゴをしてもらったのですが、静脈麻酔をしてもらったので、施術は全く覚えていません。

気がついたら終わっていた、という感じです。術後は、首のあたりに10cmくらいの内出血ができていましたが、1週間後にはほとんどわからないくらいになりました。1か月ほど経った頃には顔周りがスッキリしてきて、施術前とは随分変わったと思います。

これからの変化も楽しみです。

ダウンタイムも短く大満足の効果

以前、太ももの脂肪吸引をしたことがあったのですが、今度はシリンジ脂肪吸引でしてみようと思い、お腹周りの脂肪吸引にチャレンジしました。施術後に感動したことは、横から見たときの体の薄さです。

今まで迫力のあるお腹だったのですが、かなり薄く華奢なイメージになれました。お腹周りを測ってみると、施術直前と比べて9cmもサイズダウンしていて感動です。術後しばらくは腹筋が痛くて、くしゃみなどをするのが辛かったですが、痛みなどはすぐに消えました。

内出血もほとんどなくて、シリンジ法は本当にダウンタイムが短いです。

思っていたような効果ではありませんでした

太ももとお尻から脂肪吸引をして、その脂肪を胸に入れるという施術をしました。施術当日は緊張していたのですが、麻酔ですぐに意識を失ったので、目が覚めたときには終わっていました。ところが、目が覚めたら激痛でした。

あまりの痛みに耐えられずに、筋肉注射を打ってもらったくらいです。痛みは2ヵ月ほど内出血は1ヵ月ほど続いて、3ヵ月後にはようやく効果を実感できました。しかし3cmほどしか変わっておらず、少々残念です。

今は施術から5年ほどが経過していますが、吸引したところの変色がまだ少し残っています。

シリンジ脂肪吸引の料金相場

シリンジ脂肪吸引の料金相場は、1部位で250,000~300,000円となっている場合が多くなっています。また、顔の場合は面積が小さいためか、少し安めに設定されていることが多く、相場としては1つの部位で150,000~200,000円です。

もし、広い範囲を脂肪吸引する予定であれば、いくつかの部位をセットにしたプランの方が安価になります。例えば、上腹部と下腹部を別で支払うよりも、腹部セットで支払う方が良いでしょう。

シリンジ脂肪吸引の効果が出る目安

シリンジ脂肪吸引の効果を実感し始めることができるのは、施術を受けてから約1ヵ月後です。それまでは、内出血やむくみなどがあり、あまり変化を感じることはできないでしょう。

しかし1ヵ月後から3ヵ月目にかけては、徐々に身体も回復していき、見た目に細さを実感できるようになります。3ヵ月後にはほぼ完成となりますが、人によっては6ヵ月後くらいまで変化する場合もあり、これは身体の回復速度の差によるものです。

身体の回復を早めるためには、施術をした部位の圧迫を上手にすることがポイントです。これによって、仕上がりの美しさも違ってくると言われています。

シリンジ脂肪吸引によくある失敗とその対処法

医師のスキル不足による皮膚のたるみ

シリンジ脂肪吸引は、ある程度まとまった量の脂肪を一度に吸引することができるため、脂肪がたくさんあるからといって一度に吸引してしまうと、皮膚のたるみが起きてしまいます。吸引量によって起こりうる失敗には、左右非対称になってしまうことも。たるみを起こらないよう、医師が少しずつバランスを見ながら脂肪吸引を行わなければいけません。

施術経験の豊富な医師を探す

失敗を避けるためには、技術力のあるクリニックや医師を見つけることが重要です。万が一失敗してしまった際にも、迅速に正しい修正を行える、実力のある医師を探しましょう。

シリンジ脂肪吸引の施術時の痛みと麻酔方法は?

シリンジ脂肪吸引は、麻酔をかけた上で手術を行うので手術中に痛みを感じることはありません。

ただし、1度に脂肪吸引できる量が限られているため、通常の脂肪吸引よりも長い時間がかかります。そのため施術の痛みを抑えるための麻酔量が多くなり、体への負担が大きくなる可能性も考えられます。

シリンジ脂肪吸引の施術が受けられない人

  • 心臓に疾患を抱えている人
  • 長時間の麻酔を控えなければならない人
  • 肝臓や腎臓に疾患を持っている人

シリンジ脂肪吸引ができる部位

シリンジ脂肪吸引は脂肪を少しずつシリンジで除去していくため、部分やせに向いています。太ももや二の腕などの面積が小さい部分でも、数CCごとの微調整が可能。ただし大量吸引には向いていないためお腹や背中などの脂肪吸引には不向きです。

また、シリンジ法は皮膚の深いところの脂肪を吸引できますが、浅い部分は吸引が難しいため受ける場合は注意しましょう。

「シリンジ脂肪吸引」が受けられるクリニックリスト

シリンジ脂肪吸引は細かなボディメイクができる施術ですが、手作業のため吸引する脂肪の量をきちんと見極められる医師を選ばないと失敗する可能性があります。なるべく医師の技術力やクリニックの実績などを踏まえて、納得できるクリニックを選びましょう。以下にシリンジ脂肪吸引を行っているクリニックをまとめているので、参考にしてみてください。

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